Q&A


ハリはたくさん打つのですか?

当院ではどの様な症状に対しても望診・聞診・問診・切診(これらをあわせる「四診」という)を駆使し、集めた情報を中医学の理論に基づき分析考察(弁証論治という)して原因をしぼりこみます。したがって使うツボも小数で済むのです。疾病によって異なりますが1回の施術で1~4ヶ所の刺鍼で済みます。 むしろたくさん打つよりも少数に絞り込んだほうがより良い結果が出ます。



どのくらい通院すればいいのですか?

症状の程度により個別差がありますが、基本的に症状が落ち着くまでは週に2~3回・ある程度落ち着いてくれば週に1回・2週間に1回と間隔を空けていくやり方をします。
ただし遠距離通院等色々な条件がありますのでご相談の上決めていきます。



ハリによってウィルスの感染等の危険はありませんか?


当院はすべて使い捨て(ディスポーザブル)の鍼と鍼皿(パレット)を使用し、術者の手指及び施術部位の消毒等、他の衛生面も細心の注意を払っていますのでご安心下さい。


ハリというと注射針や中国針のような太い針というイメージで少し怖いのですが


当院で使用しているのは日本の鍼(和鍼)です。これは中国針ほど太くも長くもありません。
太さは髪の毛程度で長さも3~4cm程度です。当院の施術はこの和鍼をほんの数本数ミリ程度刺入するだけです。



お灸はヤケドするんじゃないですか?


お灸といっても色々な種類・方法があります。大きく分けると「透熱灸」と「温灸」といわれるものです。
「透熱灸」は実際に肌にもぐさをのせて火をつける方法です。ただ、もぐさのもえる温度が比較的低い(300~400度)(ちなみにタバコは900度前後)のでヤケドというほどの状態にはならず、うすくあとがつくぐらいです。
「温灸」はよく知られているところでは「せんねん灸」タイプや「棒灸」といって棒状にしたもぐさに火をつけるタイプがあります。
いずれにせよこのやり方は肌に近づけて温めるだけですのでまったくヤケドやあとがつく心配はありません。



ハリは何才ぐらいからうけられますか?


産まれてすぐからでも大丈夫です。
お子様に特有の色々な症状に予防も含めて適応します。詳しくはご相談下さい。



赤ちゃんや子供もハリをさすのですか?


小学生以下の子供さんや赤ちゃん又は大人の方でも刺激に対してデリケートな人には「ささない鍼」(接触鍼といいます)を使用します。この方法ですとほとんど痛みを感じずに施術を受けられますのでご安心下さい。



妊婦はハリをしてはいけませんか?


妊婦に対しての特別な方法がありますので、大丈夫です。むしろ安産の為にオススメしています。



施術をうける時、服は脱ぐ必要がありますか?


脱がなくても大丈夫です。ただ、診察上お腹・背中・手足のツボの反応等を見させていただきますので、くつ下・ストッキングは脱いでいただき、上下分かれた服装でお腹・背中をくつろげたりまくったりしやすい楽なものがベストです。



病院でもらった薬を服用していますが、鍼灸と併用できますか?


可能ですが、こちらでも病院でどの様な診断をうけて、どういう作用の薬を処方されたのかを把握する必要がありますので、初診時に服用されているお薬があれば教えていただきます。