大阪淀川区の鍼灸院です。アトピー性皮膚炎の症状を紹介しています。
アトピー性皮膚炎
36歳男性 アトピー性皮膚炎の症例 |
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【患者さん】 36歳男性 未婚 【主訴】 ・顔面及び全身(特に胸部・背部・殿部・大腿内/外側) に及ぶ湿疹 【症状の経過】 ・2年程前より顔面の皮膚が乾燥し、熱感と痒みが生じ、かきむしると肌汁が出るようになり、それが徐々に全身に広がり現在に至る ・特に、イライラすると悪化する ・油っこい食事を好む(ラーメン、カレー、焼肉など) 【診断】 問診・舌診・脈診・腹診・原穴診・背候診の結果 ・肝胆湿熱 ・胆火上炎 と診断 【施術】 ・去風清熱 ・疏肝理気 ・清熱除湿 を目的に施術 【経過】 週2回のペースで治療、3か月でほぼ消失 |
乳児(生後5ヵ月)のアトピー性皮膚炎の症例 |
【患者さん】 生後5ヵ月の赤ちゃん 【主訢】 ・全身の皮膚炎(ただれた状態) ・ジュクつき(肌汁)ー黄色でべたつき臭い。 ・かゆがって、夜眠れない。 ・顔面から胸にかけてのただれが特にひどい。 ・皮膚科の医師よりステロイド療法をすすめられるが、ステロイドに対しての抵抗があり 当院でアトピーが治った方からの紹介で来院する。 ・尿が濃く、量が少なく、臭い。大便が黄色くべたつき、臭い。 ・よだれが少ない。 【診断】 ・母親からもともとの体質と妊娠中の生活習慣(特に食生活)について詳しく話を聞き(乳幼児の場合母親の胎内で影響を受けていることが多いので特に重要) これにより、自分の好みのもの(油っこい物、チョコレートなどの菓子類)の多食が判明、現在母乳で育てていることもわかった。 ・問診にくわえ、乳児本人の身体の診察(気色診、舌診、脈診、腹診、背候診)で得られた結果を分析し、 ・脾虚湿盛、陽明気分の湿熱と診断 ・特に湿熱の邪の原因として母親の食生活が大いに影響していたと考えられる。 【治法・施術】 ・健脾利湿、清熱解毒 ・足三里、陰陵泉に金の接触鍼(ささない鍼)で補法。 ・霊台、脊中、筋縮、接骨、少沢、内庭に銀の接触鍼で瀉法。 【養生】 現在母乳を与えている関係上、母親に油ものと菓子類をひかえ、野菜と海藻を中心とした(特に野菜はトマトやキュウリといった夏野菜を多く取る)食事に変えるように指導した。 【施術経過】 ・治療開始よりよく排便するようになり、尿量も増えよだれが出るようになった。(体内にこもっていた熱がとれ、水分の代謝が良くなってきたことをしめす。)また、尿臭や便臭が段々とれてきた。それに伴い肌汁が少なくなり、ただれが取れ肌がきれいになり夜よく眠るようになってきた。4ヵ月で治癒。 |
8歳女児の喘息・アトピー性皮膚炎の症例 |
【患者さん】 8歳の小学生女児 【主訢】 ・喘息・アトピー性皮膚炎 ・生後4カ月より全身に赤い湿疹が出だした。(その後、ステロイド軟膏でおさえていた。) 気温が高いと全身が痒い。 ・2歳の時に、旅行中にうどんを食べた後喘息の重発作をおこし、即入院。それ以来、1ヵ月に1~2回発作がおきるようになった。(風邪が誘因となる場合が多い。) アレルギー検査で、好酸球3000、IgE5000以上 ・性格が神経質で物事に過敏に反応しやすい。 【診断】 ・問診、舌診、脈診、原穴診、背候診の結果を中医理論で分析し、 ・肝郁気滞 ・表証(表寒虚)と診断 【治法・施術】 ・疏肝理気 ・解表 ・百会、右内関に銀の接触鍼(ささない鍼)で瀉法、 右外関、左大渕、身柱に金の接触鍼で補法 【施術経過】 ・治療開始より、6ヵ月の間に、軽い喘息発作が2回あっただけで、現在発作はほぼ消失。 アトピー性皮膚炎は、ステロイド軟膏はまったく使わずに、たまに痒がる程度。 |
生理痛・生理不順及びアトピー性皮膚炎の症例 |
【患者さん】 24歳 女性 【主訢】 ・生理不順(月経周期不定)、月経痛 ・アトピー性皮膚炎(全身) 【症状の経過】 ・17歳の時に非常な精神的ストレスをため込む事があり、そのころより生理が1~2カ月とぶようになる。同時に全身に湿疹が発生。肌がカサカサに乾燥し色もくすんできて鮫肌のひどい様な感じで痒みがきつい。生理痛も生理前1~2日より腰と下腹に激痛。色々な病院を受診するが快方にはいたらず。 【診断】 問診・脈診・舌診・背候診・腹診からの情報を中医理論で分析した結果 ・肝郁気滞 ・気滞血瘀 ・脾虚湿盛 と診断 【治法】 益気利湿・活血化瘀 【施術】 ・合谷・三陰交を瀉法の鍼 ・足三里を補法の鍼 【施術経過】 3ヵ月治療を続けた頃に突然生理出血があり、約1ヵ月間黒く粘った血液と血の塊が排出された。 出血が1ヵ月続いた時点ではぼ皮膚のかさつき痒みは改善、生理も正常にもどる。 |
アトピー性皮膚炎の症例 |
【患者さん】 25歳 女性 未婚 【主訢】 アトピー性皮膚炎 ・腹部と臀部をのぞきほぼ全身に赤みと痒み、特に顔面がひどい。 ・喘息 ・風邪をひいたり大声をだすと、胸の圧迫感がある。ゼーゼーと息ができにくくなる。 【症状の経過】 ・アトピー性皮膚炎は2歳から。 ・喘息は小学生の時から。 特に喘息の発作がひどい時は意識を失うほどきつい。 いずれも精神的ストレスで悪化傾向。 【診断と施術】 問診・舌診・脈診・腹診・原穴診・背候診の結果を分析し ・肝火上炎(内風) ・気滞血瘀 と診断 理気清熱・活血化瘀を目的に 百会・霊台・脊中・臨泣・三陰交・行間のツボを4ヶ所づつ選択し針で治療。 【施術経過】 週2回のペースで6ヵ月治療した結果、発赤・痒み・喘息発作がほぼ消失 【患者さんの声】 治療を重ねていくたびに、身体が楽になりました。また、顔がきれいになったのが、とてもうれしかったです。本当にうれしいです。 |