膝関節痛の症例を紹介しています。
膝関節痛
関節痛(肩・膝)の症例 |
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【患者さん】 58歳 女性 【主訴】 膝関節および肩関節の刺す様な痛み(8年前より)[左右共に] [症状の特徴] ・痛みがきつい時には鎮痛剤が必要 ・天気の悪い日(雨ふりの前と雨の日)に悪化 ・仕事で疲れた次の日に悪化 長く痛みが持続する時は肩や膝を移動する ・夜中が痛みやすい(うずき) ・特に膝が痛む時は階段の昇降がしにくい ・整形外科・整体等 色々な治療を試みるもあまり効果がないため当院に来院 【診断と治療】 ・問診 舌診 脈診 腹診 背候診 原穴診 の結果を分析し ・肝郁気滞 ・気滞血瘀 ・湿困脾土 と診断。 ・治療 ・百会・臨泣 ・神道・脾兪 を適宜選穴し刺鍼 【治療経過】 週2回半年の治療でほぼ関節痛は消失。 現在は調整のため週1回治療継続。 |
全身の冷え性の症例 |
【患者さん】 65歳 主婦 【主訢】 冷え性(両肩~両前腕・腰~下肢 特に足首ふくらはぎ) 【症状の経過】 ・小学生の頃より膝から下がよく冷えた。 ・35歳の時に職場(鋳物工場で事務仕事)で1年中クーラーが入りだしてから常に全身の 冷えで苦しむ。(特に腰と足がひどく氷をはった様) 60歳で退職してからも症状は続いている。 ・夏でも腰にはカイロをはり、くつしたも3枚がさねではいている。 他に左膝痛(冷えると悪化)・自立神経失調症・食欲不振等あり。 【診断】 問診・脈診・舌診・背候診・腹診・原穴診からの情報を中医理論で分析した結果 ・脾腎の陽虚 ・衛気虚による表寒虚証と診断 【治法】 益気補陽・温陽散寒解表 【施術】 ・腎兪・脾兪・肺兪・足三里より毎回2~3穴を選穴し7~9壮の施灸 ・脈が浮くのを確認後、申脈・後谿に2番鍼にて置鍼(虚側) 【施術経過】 ・初回より治療直後に全身がポカポカとあたたまり、本人喜ぶ。 その後、週2~3回のペースで半年治療を続けた時点でくつしたを3枚重ねないと足が冷えて眠れなかったのが素足で眠れるようになる。カイロも必要なくなり、1年でほぼ全身の冷え性は消失。食欲も出て、膝痛もほとんど消失する。 |