腰痛の症例を紹介しています。
腰痛
急性腰痛の症例 |
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【患者さん】 34才 男性 【主訴】 ・およそ4年ぶりのギックリ腰 【症状の経過】 本日 会社にて椅子から立ち上がった途端に腰に激痛をおぼえ そのあとは物につかまってやっと歩ける状態。 普段は仕事で長時間パソコンを使い疲労を感じると首の後ろが痛んでくる。 同じ様に疲れてくると背中が痛んでくる。 【診断と治療】 問診 舌診 脈診 腹診 背候診 原穴診 の総合的な診察の結果 ・もともと 足の少陽胆経に異常があったのと いままで数回の急性腰痛を発症していたことで腰痛をおこしやすくなっていた。 ・今回も仕事の疲労がかさなっていたため足の少陽の左右差がきつくなり すこしの物理的負荷により急性腰痛が発症した。 と診断。 空間的気の偏在を考慮し左後谿 1ヵ所に刺鍼 【治療経過】 2回の治療にて痛み消失。 |
急性腰痛の症例 |
【患者さん】 78才男性 【主訴】 ・急性腰痛 【症状の経過】 ・1週間前に椅子に座って机に向かい1時間程度書き物をしていたところ、段々腰の真ん中が重くなってきて座っていられなくなった。その後、横になったらおきられなくなってしまった。そこで、湿布を貼って安静にしていた。 現在は、じっとしていると痛まないが前屈が痛くてできない。まだ、コルセットを装着しないと歩行できない。 【診断と治療】 ・問診、舌診、脈診、原穴診、背候診、の結果「少陽胆経」の経絡の左右のバランスをくずしたもの (左下の気の傾き)と診断する。 ・少陽胆経の左右の気のバランス調整を目的に左臨泣1ヶ所に刺鍼 【治療経過】 ・治療直後に痛み軽減。コルセットを外して歩行可能となる。その後1回の治療で痛みは消失。 |
急性腰痛(ギックリ腰)の症例 |
【患者さん】 57歳 女性 【主訢】 ・急性腰痛 腰部より左大腿部にかけての疼痛が激しく、歩行困難。 【症状の経過】 5日前にジムにて足あげ腹筋の運動中に去年ギックリ腰をおこした部位を再度痛めてしまった。 日をおって痛みが増してきており、初診時は自力で歩行するのがやっとの状態。 【診断と施術】 ・問診・舌診・脈診・原穴診・背候診の結果、左少陽胆経の経筋痛(左上に気のかたむき)と診断する。 ・気の空間的バランスの調整と左少陽胆経の調整を目的に左後谿1ヶ所に刺鍼。 【施術経過】 ・治療直後より痛みが軽減。その後2回の治療で痛みは消失。1年後の現在もまったく症状はない。 【患者さんの声】 すごく痛くて、やっとの思いで黒文堂鍼灸院まで行きましたが、1回の治療で痛みがほとんどなくなり、普通に歩いて帰ることができました。先生には感謝しています。現在も健康維持のため通っています。 |